医学は、知識を基本としますが気導術は心を基本とします。気導術 瀬戸口療整院
今年、65歳以上の人口が22.68%を占める超高齢社会になり、介護予防の重要性が増す。
要支援を含めた介護認定者は500万人を超えた。
その原因は、23.3%の脳疾患に次いで、ロコモテイブシンドローム(ロコモ、運動器症候群)
である関節疾患や骨折・転倒の21.5%だ。
さらに、国民健康ずくり運動の「健康日本21」では自立した日常生活が送れる期間である
健康寿命の延伸が盛り込まれ、脳疾患とともにロコモ対策にも関心が高まる。
予備軍を含めたロコモ人口は、40歳以上では約4700万人。
男性が63%、女性は69%を占める。
軽傷のロコモは、自分で歩くことができ、日常生活への影響は少ない。
中等症は、つえなどの補助具が必要。
重症は介助が必要な状態とされる。
バランス力は、両手を腰に当てた開眼片足立ちができる時間で判断する。
目安は、60代後半は40秒、70代前半で30秒、後半は20秒、80代前半で10秒。
バランス力が低下し、足腰の筋肉が弱ると転倒し骨折することが多くなる。
また、歩行能力や動的バランス力は、椅子から立ち上がり、3メートル先の目印を
折り返して再び椅子に座る時間での判断だ。
65歳以上では約10~12秒が目安。
標準より大幅に上回れば転倒する危険度が高まる。
転倒・骨折の多くは、大腿骨付近の骨強度の低下や、加齢による骨量の減少による
骨粗しょう症(骨に「す」が入った状態)が原因
これは、老化と女性の閉経後に多く認められる症状。
予防はカルシュームやビタミンDなどを摂取する食生活の改善と軽度の 運動をすることだ。
骨粗しょう症の身体的特徴は、「4センチ位身長が縮む」「猫背」などがある。
骨強度の大半は、骨密度の検査で診断でき、20代と比べ80%を切ると危険信号で、
70%では治療が必要。
一度転倒すると恐怖感を覚え、悪循環を起こす。
スクワットや片足立ちのロコトレで転倒・骨折を予防し、症状があれば治療が必要。
- 産経新聞より -
尼崎市西昆陽 気導術 瀬戸口療整院
「概念」
関節症状の解消と機能性向上を目指し、運動器の障害により要介護になる
リスクが高い状態を差すロコモシンドロームを予防する!