医学は 知識 を基本としますが 気導術は 心 を基本とします。 瀬戸口療整院
先日 70代の男性の方が お母様と娘さんに支えられ車椅子にて来院されました。
5年前より車椅子での生活が始まり介護でお二人さんともいろいろご苦労されてるとの
話しでした。
車椅子での生活で 体全身が痛いので「何とか痛みを柔らげて欲しい」とのことでした。
ベッドに仰向けに寝られましたので「下半身に筋肉をつけてあげねば…」と思いまして
下半身の筋肉活性から始めました。
施術していく間にだんだんと筋肉に力が入ってきてる感じで見ていた二人もときおり
「オーッ!」と声をあげていました。
片足終えた段階で両足比較して上に上げてもらいましたら施術後の足の方が垂直以上に
上げれてお母様より「お父さん凄い!」との声が掛けられました。
その際 お父様の顔に笑みがこぼれたのを見て娘さんは「久しぶりのお父さんの笑顔…」
と言ってスマホで写真撮る次第でした。
この時点で私の心に「お父さん歩けるのでは…!」との予感が脳裏をよぎりました。
両足の施術後 何と今から考えたら信じられない言葉を自分自身口走っていました!
「お父さん!自分の力で歩けるから歩いてみようか‼︎」
するとどうでしょう…
突然 狭い部屋ながらも隅から隅までヨチヨチではありましたが歩いたではありませんか!
お二人さんの感激の涙に 思わず私も もらい泣き…。