医学は知識を基本としますが 気導術 は 心を基本とします。 気導術 瀬戸口療整院
「誰にでも奇跡の技が使えるって本当なんだ!!」
医療ジャーナリスト
中村敬三
いよいよ、このセミナーのハイライトである「気導穴」が開けられるその時が来た。
「気導穴」が開かなければ、気導術の奇跡の技である気導力(=宇宙のエネルギー)
を受信することができず、自由に気導力を使って治療はできない。
その意味で、「気導穴」を開ける作業は努力も修行もしないで気導師になることが
できる、まさに奇跡の技の伝授式ということになる。
鈴木会長によると「気導穴」は、ヨガのチャクラや鍼灸のツボとは全く違ったもので、
宇宙からのエネルギーを受け取ることができる気導穴が人間には21個もあるという。
これを全て開けるためには集中セミナーの後、研究コースに進まなければならないが
今回開ける3個の気導穴だけでも、治療活動には支障がないということであった。
現在、気導穴が開けられるのは鈴木会長を含め本部の3人だけということで、
この詳細については残念ながら公開することができない。
ただ、これまで武術や伝統的な職人芸などどんな分野においても、厳しい修行を通り
抜け師匠の認めた一部の者だけが手にすることができる、奥義や秘伝の伝授といった
世界につきものの秘伝のベールに隠された仰々しさはない。
「さあ、気導穴を開けましょう」といった具合に実に簡単に、何の修行も努力も鍛錬も
必要なく、20秒ほどで気導穴を開ける伝授式は終了するのだ。
全ての受講生の気導穴が開いたら、いよいよ気導力を使った実習が始まる。
気導穴から本当に宇宙エネルギーを受け取ることができるのか、それを治療として
使えるのか、受講生一人一人が気導術を実際に行う緊張の一瞬が始まった。
果たして、何の努力もしない自分に、気導力が使えるのだろうかと、恐る恐る
講師の先生のいわれる通り身体のバランス調整の実践を行った結果。
「お~ッ!できる。できた!!」という受講生の感動を伴ったどよめきがセミナー
会場に湧きあがった。自分にもできるのかという不安を一層する不思議の力が、確かに
自分の手から出ていることを実践で実感できた時の感動は口にすることは
できないほどのものだ。
自分は霊能者でもヒーラーでも、スピリチュアリストでもない、何の修行もしてない
自分の手からパワーが出て、実際に目の前の人に伝わっているという事実は正に
感動以外何者でもない。
「お~っ」という受講生の雄たけびにも似た感動のどよめきは、先程までの自分と
全く違った世界に立っていることに対する、背筋がざわめくような感動体験であった。
一旦、気導穴が開き、気導力=宇宙エネルギーが使えるようになったらもう次々と
行って行く実習も楽しくて仕方がない。
AA式という患部に当てた手の上から深部に刺激が届くように叩く方法や、ET法という
患者の患部に手を置きエネルギーを注入する方法など、目から鱗が落ちる暇もない程
次々と新しいテクニックの実習を行っていくことになった。
実習を行っていく中で、その場で次々と痛みが取れていくのを実際に体験していくと、
いままで身体の不調のたびに通った整体や鍼灸、気功術やカイロプラクック、
マッサージなどは一体何だったのか、これまでの常識の壁がガラガラという音を
たてて崩れ落ちていくのを感じた。
気導力を通すことで、自分の身体はこんなに治す力を持っていたんだという感動が
巻き起こって来る不思議な感覚を覚えた。
あんなに長い間あちこちの治療所をめぐり歩いた結果、完治できないものと一生
付き合わなければならない持病と覚悟していた腰痛や肩痛が、気導術を使うと
わずかな時間で次々と痛みが取れていくのは、奇跡か魔法かと思えるほど不思議な
体験であった。
気導術の凄さは、その場所にある痛みを取るだけでなく、その痛みがどこから
来ているのかという痛みの大本の原因をインプット法を使って探り当てて、
根本の痛みを取り除いてしまうのだ。
次回に続く