医学は知識を基本としますが 気導術 は 心を基本とします。 気導術瀬戸口療整院
誰にでも奇跡の技が使えるって本当なんだ!!
医療ジャーナリスト
中村敬三
鈴木会長は「上から目線で患者と接してはいけない」「権威ぶってはいけない」
一番大切なのは患者さんに「必ず治って欲しい」「必ず治す」という思いや願い、
思いやりの「心」だという。このセミナーでは、「心」を学んで帰って欲しいという
ことを一番学んで帰って欲しいということを一番大事なこととして強調したのには
驚きがあった。
現代医学にあっては最新の医学知識を身につけた医者が、「治せない言い訳」と
「治らない理由」を難しい医学知識を駆使して患者に伝えて、納得させるという知識
偏重の医療がまかり通っているが、鈴木会長は敢えて「医学知識などはいらない、
治す技があればいい」といい切る。医者が治せない時の言い訳に使う難解な医学知識
などいらないという訳だ。
とにかく、偉い先生には近寄りがたい権威と威厳が付きまとい、それが患者を畏怖
させてしまうことがあるが、この気導術に関してはそうした権威よりも笑顔で患者と
接して、患者の痛みを感じて、「必ずあなたの痛みを取り除いてあげる」という
「心」を持つことが大切だというのが、鈴木会長が気導力を使う気導術師に寄せる
願いでもあるようだ。
鈴木会長はセミナーの冒頭で気導術で使う「気導力」と気功術で使う「気」との
違いについて説明した。先日、鈴木会長が北京中医大学に行った折に、中国最高の
気功師の先生の気功術を見せてもらった話しが紹介された。鈴木会長は気導術と
気功術のレベルのあまりの違いを目の当たりにして、一体、このレベルの気功術が
「四千年の歴史」を誇ると自慢げにいう気功とは一体何なのかという思いを持った
という。
気功術では大地と樹木からの「気」を受け取り、修行者は通常二時間かけてその「気」
を練り、専門家になると四時間も「気」を練ることが必要だという。しかも気功師は
その力を維持するために、毎日四時間も「気」を練るというという、気の遠くなる
ような作業を一生続けなければいけないのだ。患者も自分で治すために気功を学び、
自分でも毎日二時間も「気」を練る修練をしなければならないという訳だ。
中国ではよく四千年という歴史の長さを強調するが、四千年前から受け継いだものを
進歩させることもなく、ただ伝統の上にあぐらをかいてきただけではないかという
思いを強くしたという。
なぜなら、気導術を取得するためには気功と違って、一日に何時間も「気」を練ったり
何年も努力して「気」を取り入れる修練はまったく必要なく、何の努力も修行も
いらないという。それだけでなく、気導力を使えるようになると、すぐにその場で
結果を出すことができ、施術者は患者とともに瞬時になくなる痛みに驚きと感動を
共有することができるという。
「え~っ、そんなことがどうしてできるの?」と、驚くことばかりだが、「気導力を
つかうためには、ただ宇宙からのエネルギーを受け取ればいいだけという。そして
宇宙からのエネルギーを受信するためには受信機能である「気導穴」を開けさえ
すれば、誰でも気導力を発揮できる」という、誠に努力の嫌いな怠け者の筆者に
とって、ありがたい答えが返ってきた。
では、その宇宙線(=宇宙からのエネルギー)とは何ですかとの問いに、鈴木会長は
「正直なところ分からない」という回答が返ってきた。「宇宙からさまざまな
宇宙線が地球に注いでいる。その中にある健康にいい、宇宙線の一つだということしか
いえないが、偶然、私はその宇宙線をキャッチすることができた」
鈴木会長がいう「気導術」で使う「気導力」(=宇宙エネルギー)の実態は明確には
解明されていないようであるが、アメリカのNASAの依頼で、ミズーリ大学の
トーマス・ラッキー教授は宇宙飛行士が地球に帰還した時に、一様にみな元気になって
帰って来る理由を研究した結果、人間の健康に有益な宇宙線・放射線があるという
事実を発見したということが伝えられている。
このことからも、鈴木会長のいう健康に有益な宇宙線があるということは事実のようで
あるが、将来その「気導力」(=宇宙線)の実態が科学的に解明され時が来るまで
待つしかないようだ。
ただ、気導術と気功の違いは気功師が練った「気」を患者に放射してしまうと施術者の
「気」が取られて疲れてしまうが、気導術の場合は「気導力」をいくら患者に通しても
疲れることはなく、むしろ自分の身体を通して気導力が流れ込むので、施術者は
施術すればするほどますます元気になることだけは確かなようだ。
次回に続く